アイボの遺産 回転、ダンス…制御技術生きた
歌って踊る「Rolly(ローリー)」。ちょっと実用性にかけます。
わたしは、多分買わない…。
ソニーが発表した新しい音楽プレーヤー「Rolly(ローリー)」は、製造中止になった犬型ロボット「AIBO(アイボ)」の技術を活用した“歌って踊る”プレーヤーだ。圧倒的なシェアを持つ米アップルの「iPod(アイポッド)」にかみつくことができるか。
ローリーは白い卵型で、音楽を再生すると、メロディーに合わせて回転したり、両腕を動かしたりと、ダンスしているかのように動く。アイポッドなど先行の携帯音楽プレーヤーが基本的にヘッドホンを使って個人で楽しむのに比べ、ローリーはスピーカーから音を出すため複数で聞くこともできる。「ブルートゥース」と呼ばれる無線通信機能に対応するパソコンや携帯電話に保存されている音楽を聴くスピーカーとして使うこともできる。
ローリーのロボット技術についてソニー関係者は、「アイボと違って人工知能が入っていないので外部の情報に反応するわけではないが、可動部分の制御技術が応用されている」と話す。
ソニーのロボット事業は、本社の経営が悪化した際、事業の絞り込みの一環として2006年に生産中止となっているが、アイボのDNAが生き残った形だ。
市場想定価格は4万円程度で、国内ではの発売。海外での展開は未定だが、くしくもアップルも年末商戦に向けて新型アイポッドを発表したばかりだ。
「ウォークマンとローリーを併せてもiPodの優位は揺るがないが、アップルとは違う路線の商品を出してきたことは評価できる」(ITジャーナリスト)との声もあって、イメージ戦略はひとまず成功したようだ。
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